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天珠の意味・解説


チベット天珠(てんじゅ・ジービーズ/dzi beads)

■天珠の由来

チベット天珠とは、2000年以上前の紀元前にチベットで作成されていた聖なるお守りです。

天眼珠を略して天珠と呼ばれるようになり、天の眼の数珠という意味です。
知恵を開く、過去、未来が透き通って見えるとされる第三の眼に例えられています。

それら、2000年以上前に作られていた天珠のことを老天珠といいます。
原石を砕いて磨き、草の汁で模様を描き、焼くことで
浸透・浸食させ色を定着させたと考えられています。

天珠の数多くの紋様や種類には、それぞれに意味があり、
そのひとつひとつに強固な魔除けの護符となる力が込められました。
その独特な文様や言霊は、抽象的でありながら宇宙や私たちの心を
表しているといわれています。

高僧や特別に修行した者だけが身に着けることがゆるされ、
宗教上の儀式に使用されたとされています。
仏像などを装飾するのにも用いられたといいます。

しかしこれらの説は、作成方法も、模様の意味も、使用方法も、
あくまで現代に予想されたものでしかありません。
老天珠は2000年以上前のもので、今もその多くはなぞに包まれたままです。


■現代の天珠について

2000年以上、作成する技法が失われていた天珠ですが、
近年、一般に流通している天珠は、その老天珠の作成方法の推測を元に、
現代の技術で再現したものです。

それらの天珠を新天珠といいます。

新天珠は瑪瑙鉱石やネフライト等の鉱物から作られています。

それぞれの鉱物に宗教的な意味を持つ紋様を特殊な薬剤で描き、
約1300度の高温で焼くことで、その紋様を浸透・浸食させ定着させています。

この作業は現代でも難しく、非常に高度な技術が必要となります。

2000年以上前の太古にこの様な高い技術力があったことに、ただただ感動させられます。
現代に蘇らせた新天珠は、そんな老天珠への挑戦であったと思います。

最初は色がなかなかつかない事や、見た目は良くても色落ちしてしまう事、
焼きすぎて破損してしまうこと、そんなことがばかりだったようです。

技術者たちの試行錯誤の結果、色落ちしないさまざまなタイプの
天珠を作ることに成功しました。
現代によみがえらせた技術者たちの品質への強い思いが
あったからこそ実現できたことです。

当社で扱う商品は、すべて現代に作られた新天珠ですが、
私たちは現代まで伝わる老天珠に対し畏敬の念をもち、
当時の思いを現代に伝えるべく、そんな品質の高い新天珠を取り揃えたいと思います。


■天珠を取り巻く問題点

『天珠ってどうしてこんなに値段が違うの??』
『本物とかにせものとかってどういうこと??』
『いったいどれが適切な価格なの??』

チベット天珠を探していると、必ずそんな疑問に突き当たります。

残念ですが、現在の日本の市場ではこれらの疑問に答えられるお店はごく少数です。

なぜこの様な状況になっているのでしょうか。
それは、販売者の方も天珠についての知識が不足してるからです。
そして、知識不足のこの業界を利用した思惑もあるようです。

よく天珠は本物とかにせものとかの論議がされますが、
単純にそのような区別が出来るものではありません。

私たちは天珠を大きく分けて3つの分類と考えています。

・アンティークの天珠 (老天珠)
・天然石を使用し、現代に作られた天珠 (新天珠)
・陶磁器や樹脂等で作られた、天然石を使用しない天珠 (模造天珠)

アンティークの天珠 (老天珠) とは2000年以上前に作られたものをいいます。
希少性が高く、市場に出てくることはほとんどまれです。

また、陶器、ガラス、プラスチック、樹脂 等の素材を使った
模造天珠というものもあります。

これらも紋様を施している以上、私たちは天珠と呼んでもいいと考えています。
但し、天然石ではないので石としてのパワーは備えていません。

大切なのは販売する方がそのことを伝え、
購入する方がそれを理解しているかということです。
購入する方が納得していれば、それがその方にとっての天珠だと思います。

もし、にせものがあるとするならば、以下のような販売方法であった場合です。

・現代に作られた天珠を、アンティークの天珠 (老天珠) として販売している場合
・タダの粗悪品をいかにも高級なものとして販売している場合
・天然石以外の何かで作られた天珠を天然石から作ったかのように販売している場合

この様な販売方法には重々お気をつけください。

新天珠の価格は、素材とその大きさ、加工技術と、加工の時間で決まります。

素材では瑪瑙鉱石が一般的に広く使われています。
当店取り扱いの 『火供養天珠』 は、ネフライト(軟玉)を使用しています。

加工技術とは、焼くことで浸透・浸食させ色を定着させる技術のことです。
どれだけ綺麗に加工できるか、もかかわってきます。
また、ネフライトの浸透・浸食は非常に難しく、より高度な技術が必要となります。

加工の時間は、焼く時間がもっとも関係します。
表面にペイントするだけの場合は、短い焼き時間ですみます。
中まで浸透・浸食しようとすると、長い焼き時間が必要になります。
『火供養天珠』は、新天珠の中ではもっとも長い加工時間となります。


■火供養天珠について

火供養天珠は通常の天珠と比べ、焼き時間が長く、また繰り返し焼いている物です。
また、模様付けに使用する染料は、天然素材である鉱物性の顔料を使用していることが
他にはない特徴となっています。

火そのものには浄化作用があり、焼きの時間が長いほど供養の深い、
きれいに浄化された天珠になると言われています。
炭のようになるまで焼き上げることで、天珠そのもののパワーが上がると言われています。

今現在、一般的に日本の市場に出回っている天珠や火供天珠と言われる商品は
瑪瑙鉱石を使用しているものがほとんどですが、
当店で取り扱っている火供養天珠はネフライト(軟玉)を用いております。

ネフライト(軟玉)に紋様を浸透・浸食させることと、
鉱物を破損することなく長時間焼き続けることは難しく、非常に高度な技術力が必要です。
そのためネフライト(軟玉)を用いての火供養の天珠を制作できるのは、
現在一箇所しかありません。

このネフライト(軟玉)の火供養天珠ですが、台湾ではすでに一般的に知られている物で、
当店は幸運にも縁があり、その火供養天珠を取り扱うことができています。
今後、日本でもこの火供養天珠を広めて行きたいと考えています。


■天珠の選び方

『アクセサリーとして身に着ける。』
『お守りとして身に着ける、飾る。』
『インテリアとして飾る。』

目的は人それぞれ多種多様だと思います。
どのような使い方が正しいというものはありません。

「あなたはその天珠を、心から欲していますか?」
大切なのは、その答えに素直に 「はい」 と答えられるかです。

天珠や天然石に限らず、何かを選択する時は(人生に於いても)
それらに関する知識も大切ですが、それを選ぶその瞬間に、
「自分がどれほど魅かれているのか?」
今一度問いかけてみて下さい。

迷っているときは手を出さない。それが鉄則です。
よく考えた上で、それでも魅かれるのであれば、その時はお勧めいたします。

現在たくさんの天珠を扱うショップが存在しています。
ゆっくりと、色々なショップで、色々な天珠を見ながら
そして楽しみながらお選びすることをお勧めいたします。

最後になりますが、
天珠は身に着ければ、必ず願いが叶うというものではありません。
天珠はあなたの願いのシンボルにすぎません。

大切なのはあなたの思いが、どれほどかということに尽きると思います。
天珠を見る度に、ご自身の願いに思いをはせてください。
そして行動してください。

そうすれば、きっとあなたの願いを助けてくれるでしょう。

 

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